かつて、イギリス、アメリカの軍司令部として使用され、戦時中（太平洋戦争中）には日本の憲兵隊の本部も置かれていました。現在、敷地内は綺麗に区画されており、緑の芝生、南国豊かな木々が生い茂り、観光地、及び市民の憩いの場にもなっています。

1993年に世界遺産に登録されたバロック様式の教会であり、現存する石造りの教会の中ではフィリピン最古のものとして知られております。教会に併設された博物館内には絵画、銅像などの展示物が数多く飾られております。また、教会内は週末、祝日になると、結婚式などのイベントに使われることも多く、地元の人にとっても神聖な場所でもあります。

16世紀末にスペインの当地を受けたマニラ旧市街『イントラムロス』にはたくさんのスペイン風の建物が軒を連ねます。イントラムロスとは『壁の中の市』を意味し、1571年に初代総督レガスピがパシグ川の近くに全長4.5キロメートルの城壁を築き、そこに政府を置いたのが始まりと言われています。当時の面影がたくさん残る旧市街には、石畳の町並み、カレッサ（馬車）が行き交うなど、マニラ観光には外せないスポットの一つです。

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