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ジョバンニのイタリアにいったら生ハムを食べよう!
ジョバンニです。
生ハムの歴史を調べるとこれが面白いんだ。今日はその生ハムが今日ここまでポピュラーになるまでの経緯を話そう!
ヨーロッパではもともと古代ギリシャ時代から豚が食べられていてそれが各地に広がり保存食としての技術も加わってすばらしい加工品になったわけなんだ。ただ当時中世のヨーロッパでは冬の寒い時期になると家畜の餌が不足するからその前に豚をとさつして塩づけ保存したのが始まりなんだ。当時は食べる時にはゆでるか煮るかしていたそうだ。今では生ハムはイタリア各地で作られているけど有名な産地は北部イタリアに集中してるんだぜ。理由は北イタリアでは豚が多く飼われていて中南部は羊が多く飼われていたからなんだ。それに南部では冷蔵庫もないし熟成させるのも大変だからね。その点北部イタリアは雪を地下に保存して冷蔵庫代わりに使える利点もあったわけだ。イタリアの生ハムで世界的に有名なのはパルマ産とサンダニエレでこれは絶品だぜ。他のヨーロッパの国でもハムは多いんだけどどちらかといえば加熱したものやスモークしたものが多いんだ。その点イタリアは豚肉を生のまま塩漬けしてそのまま熟成したものが多いというわけだよ。