マニラの見どころ

経済成長の真っ只中にあり、活気のあるマニラ。観光はもちろん、ゴルフ、ショッピングやカジノなど様々なエンターテイメントが集約されています。
人々の素朴であたたかな笑顔、マニラ湾に沈む美しい夕日、日常を忘れることのできる街、マニラであなただけの楽しみ方をみつけてください。

1マカティ地区

高層ビルが建ち並ぶ現代的で、商業の中心地として知られているエリアです。日本企業も多数進出していて、フィリピンでも裕福な人々が住むエリアのため、街並みはきれいに整備されています。ここにはマニラ最大のショッピングセンター街があり、中心は「アヤラ・センター」です。この中に「グロリエッタ」と呼ばれるレストランや映画館、高級ブランド店などが入るショッピングセンターがあります。建物はグリーンベルト1~5までの5つの建物に分かれていて、様々なテナントが入っています。買い物に疲れたら、オープンカフェで休憩したり、夜に庭園のライトアップを眺めたり、1日楽しめる場所になっています。

2ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)

マカティ市の東に位置し、2000年頃から急速な発展を遂げているエリアで、日本を含め世界各国の企業がオフィスを構え、高級住宅地も多い所です。街の中心はきれいに整備された芝生の両側に、近代的なショップやレストランが並ぶボニファシオ・ハイストリートがあり、多くの人でにぎわう通りとなっています。ハイストリートの東には高級コンドミニアム「Serendra」や巨大なショッピングセンターの「Market! Market!」などがあります。また、街の至るところに、ストリートアート、ビルの壁面に描かれたウォールアートなど、近年インスタ映えのスポットとして観光名所の一つにもなっています。

3旧市街エリア/リサール公園

マニラ市の中央に位置し、58万平方メートルもの広大な敷地を擁する市民の憩いの場です。ロハス大通りを挟む海側の部分は三日月(ルネタ)の形をしているため、別名「ルネタパーク」とも呼ばれています。フィリピンの国民的英雄「ホセ・リサール記念像」があり、広大な緑や芝生、噴水が美しい公園です。公園内にはラン園やプラネタリウムなどもあり、週末には家族連れでにぎわう場所となっていて、海沿いの防波堤の付近は、マニラ湾の夕日を眺めるのに最高のスポットとなっています。

4旧市街エリア/サンアグスチン教会(世界遺産)

スペイン統治時代に建てられた、フィリピン石造建築の中で最も古い教会のひとつで、「フィリピンのバロック様式教会群」として、ユネスコ世界遺産にも登録されています。このバロック様式の教会は、1675年からの7回にわたる地震や第2次世界大戦の爆撃にも耐え、そのままの姿を残しています。教会内はバロック風のインテリアで、パリから取り寄せられたシャンデリア、イタリア人アーティストによる壁画や祭壇を見ることができます。祭壇左にはスペイン人の初代総督レガスピが眠っている礼拝堂もあり、教会右の博物館には、宗教画や礼服、礼拝に使う品々の展示があります。

5ニノイ・アキノ国際空港周辺/カジノリゾート

ニノイ・アキノ国際空港のある周辺は、近年大開発が進んでいるエンターテインメント・シティと呼ばれる、巨大カジノリゾートエリアです。発展するマニラの象徴とも言え、その柱となるのが4つの統合型リゾート(IR)です。2013年に開業した「ソレア・リゾート&カジノ」、2015年オープンの「シティ・オブ・ドリームス・マニラ」、2017年オープンの「オカダ・マニラ」で、現在「リゾート・ワールド・ベイショア」の建設が進んでいます。カジノ以外にもホテルやレストラン、娯楽施設もあり、子供から大人まで楽しめるスポットとなっています。

6ニノイ・アキノ国際空港周辺/ゴルフ場「ビリヤモール」

ニノイ・アキノ国際空港第3ターミナルの向かいにあるリゾートワールドマニラに隣接するゴルフクラブです。また都市部に立地しながら、狭いわけではなく、距離は6500ヤード、18ホールのパー72コースです。ラウンド中にはコース脇に立つリゾートホテルが見えたり、飛行機がコース真上を過ぎたりと、他のコースとは一味違うゴルフ体験を楽しめる場所になっています。クラブ内にはシャワールームの他に、売店、カフェテリアスペースも設けているため、ゴルフをしながらごゆっくり寛ぐこともできます。

7マニラ郊外/タガイタイ

マニラ南部にあるカヴィテ州にあるタガイタイは、標高700メートルの高地にあり、タール湖と湖に浮かぶタール火山で知られる代表的な景勝地です。タール火山は世界で一番小さいと言われている活火山です。マニラからは日帰り観光コースの人気が高く、途中の田園風景やラス・ピーニャス教会の竹製パイプオルガン(=バンブーオルガン)も見ものです。果物の栽培も盛んでパイナップルやバナナをはじめとした様々な果物が栽培されています。マニラに比べてかなり涼しく、爽やかな気候で快適に過ごせます。

8マニラ郊外/パグサンハン

マニラの南東約105キロメートルにあるパグサンハンは、国内最大の湖、ラグーナ湖を挟んでマニラの対岸に位置する町です。迫力ある「急流下り」のアクティビティは人気があり、マニラからの日帰り観光コースで有名です。小さなボートで急流をダイナミックに下る様子は、野性味に富み迫力満点です。また、映画のロケ地に使われることも多く、フランシス・F・コッポラ監督の「地獄の黙示録」や和田勉監督の「ハリマオ」もここで撮影されたことで知られています。ラグーナ湖周辺のロス・バニョスにはフィリピン大学があり、近くには高級リゾート地、ヒドゥン・バレーがあります。